会社員 建一
宅見(たくみ)所長
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宅見(たくみ)所長
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宅見(たくみ)所長
宅建過去問選びの重要性について・合格できる過去問の選び方
宅建士の受験で最も大切な教材は過去問題集です。
この過去問を中心に学習することが合格への一番の近道となります。宅建士試験の全ての答えがこの過去問にあるからです。
このサイト内でも過去問の選び方や使い方について説明してきましたが、再度過去問は何を基準に選ぶと良いのかを簡単にご説明したいと思います。
独学で勉強する人が、過去問を購入する時・使う時、失敗しないために大切なことがいくつかあります。
まず一つ目に大切なことは、宅建士受験界のプロ集団・受験専門学校が作成したものを選ぶことです。例えば、LECやTAC、ユーキャン等の作った過去問題集(または通信講座)が挙げられます。
受験のプロ集団が作った過去問題集は、解説が分かりやすい、解説が工夫されている(例えば、一つの選択肢の解説を読むだけで他の重要論点まで整理できてしまう)、最新の法改正や傾向に対応している、良問が厳選されている等いくつも良さがあります。
試験が終わるごとに新たな問題が加わり、全ての解説が見直され最新の法律に沿った内容になります。
長年、宅建士の合格を目指す受験生をサポートしてきた経験豊富なプロ集団が作るため、良いものであることは間違いありません。
もちろん、これらの受験専門学校の過去問題集を比較するとその良さには差や違いはあります。
宅建士試験研究所おすすめの過去問(独学者向け)についてはこのサイト内でご紹介しています。こちら👇をご覧下さい。
【2021年最新】おすすめの宅建過去問をご紹介!宅建士に一発合格できる問題集を比較!二つ目に大切なことは、「解説が優れている」過去問を選ぶことです。
この「解説が優れている」とはどのようなことを意味しているのでしょうか。
「解説が優れている」とは、分かりやすいことは最低条件です。良い過去問の解説には分かりやすい+αがあります。この+αとは・・・
- なぜ〇なのか✕なのかその理由がしっかりと書かれている。
- 誰もが分かり切った問題をダラダラ解説しない(このような解説を読むだけ時間がかかり効率が悪くなる)。
- 選択肢によっては、他の重要論点と比較しながら説明することによって、知識を一石二鳥で増やすことができる。この「他の重要論点」もズレたものを掲載していない。
- その選択肢に必要な解説をする。例えば、その選択肢の〇、✕の理由だけでなくさらにもう一つ解説を加える場合に、本来〇〇〇〇〇の解説を加えるところを、△△△△△の解説をしてしまってはかえって惑わせてしまい知識がスッと入らなくなってしまう。
- 色の使い方、または太字等が統一されている。重要度がすぐに分かる。
- 結論が最初に書いてあり、解説の意図がすぐに把握できる。
一言でいうと、あなたが無駄なく最短で合格レベルに達するように解説されているということです。
三つ目に大切なことですが、良問がたくさん掲載されている過去問、最低でも過去10年分程度の問題演習ができる過去問が良いですね。
会社員 建一
ネット上の宅建士過去問演習サイトの問題点
ネット上の過去問演習サイトを利用する時には、そのサイトの「見極め」が必要です。
まず一番に確認が必要なのは、そのサイトを「誰が作っているか」です。
宅建士受験のプロ集団・受験専門学校・専門機関が作っている無料サイトであれば使っても問題はないと思います。
問題なのは、宅建士受験に詳しくない素人が作っているサイトです。
宅建士に詳しくないプログラミングのプロフェッショナルやWEBサイト作成のプロフェッショナルが作っているサイトもいくつかあります。
無料過去問演習サイトを制作している人の中には、宅建士試験に合格している人もいますが、数ヶ月勉強して合格できたからと言っても宅建士受験界のプロではありません。
数ヶ月勉強しただけで「優れた解説」ができるほど甘い世界ではありません。
宅建士の受験専門学校のプロ集団は、経験豊富な専門家が何名も集まって何年も宅建士試験に携わっています。
だからこそ、過去問の解説が優れていて最短で合格できる教材になっています。
実質的な素人(プログラミングのプロなど)が作る無料演習サイトを使ったために、間違った覚え方をしてその結果1点に泣くことになったら後悔してもしきれない結果になります。
宅建士試験は1点がとても大切な試験です。
実際にこのようなサイトは、受験生から間違いをいくつも指摘されています。
ご注意いただきたいのは、令和2年の試験では民法の大改正があることです。多分これらのサイトでは民法大改正に対応することは難しいと思います。
民法(権利関係)を中心に、数十年分の過去問全ての選択肢を確認して、その法改正箇所全てを修正することは、このような個人の力だけではほぼ不可能です。
先ほどご説明した「解説が優れている」過去問とはほど遠いサイトもありますのでご注意下さい(プロではない人の1人の力ではどうしても限界があります)。
宅建士の試験は、合格ラインの前後に数千名がひしめき合う試験です。
効率よく確実に合格するためには、受験のプロ集団が作った過去問を使って最後まで繰り返し勉強することをおすすめします。
宅建士試験にあまりお金をかけすぎてはいけませんが、ある程度お金をかけなければ合格はできません。
おすすめの独学者向け過去問題集はLECの「出る順宅建士ウォーク問過去問題集」
市販の過去問題集でおすすめは、LECの出る順宅建士ウォーク問過去問題集です。
私もこの過去問題集を使って合格できました。おすすめの過去問題集です。
このLECのウォーク問過去問題集の特徴は、「解説が優れている」ことが一番の良さです。また、収録問題数は厳選された良問が合計で550問あり合格には十分な量が掲載されています。
解説は一つ一つ丁寧に書かれていて、ほとんどの選択肢の最初に結論が太文字で書かれ、その後に分かりやすく効果的に説明されています。
問題ごとの重要度のランク分けも4段階あり、合格者正解率、受験者正解率等参考になるデータも詳しく記載されています。
3冊の合計金額は4,800円(税抜)です。
他社の分野別過去問題集の金額は3,000円程度ですが、収録問題数は合格するためにはやや少ないため、過去10年分や12年分の年度別過去問題集が必要になります。
分野別と年度別を購入すると5,000円程度になるため、LECのウォーク問過去問題集とほとんど変わりません。
まとめ
宅見(たくみ)所長
会社員 建一
宅見(たくみ)所長
宅建士試験に合格するためには、質の高い過去問題集を選んで、本番まで何回転も繰り返し繰り返し解くことです。
3回~4回程度解くと飛躍的に正答率が上がります。
よく間違える箇所や理解が不十分な箇所はテキストを確認したり、再度講義を聴いて合格に必要な知識を確実に身に付けましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。