宅見(たくみ)所長
会社員 建一
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宅建士に効率よく一発合格するためには、正しい考え方を持って正しい方法で勉強することが大切です。
効率の悪い勉強法では、短期間に合格することは難しくなります。
また、間違った勉強方法を繰り返していると、せっかく頑張っているのに、何年も合格できないなんてことになってしまうかもしれません。
そのため、合格できない人の特徴を知ることも必要。
受からない人の特徴を減らすことが短期合格に繋がる近道です。
それでは一つ一つみていきましょう。
目次
宅建試験に短期合格できる正しいテキストの選び方
宅見(たくみ)所長
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テキストのボリューム(ページ数)について
テキストのボリューム(ページ数が多い、少ない)は、購入する時期によって考える必要があります。
例えば、試験までの残り期間が半年以上あり、勉強時間も定期的に確保できる人はボリュームのあるテキスト(ページ数が多い、または数冊で完結しているもの)を購入することをおすすめします。
薄いテキストの欠点は、必要な知識が必要最小限しか掲載されていないこと。
過去問を解いた後、確認したいと思ってテキストを見ても掲載されていないことが多く、勉強がスムーズに進まないケースが良くみられます。
勉強開始時期が試験まで残り4ヶ月から半年未満の方は、1冊にまとまったページ数の多いボリュームのあるテキストを選んでほしいです。
そして、勉強開始時期が試験まで残り1ヶ月程度から3ヶ月未満の人は、時間がないためやや薄めのテキストを購入することをおすすめします。
残り期間が短くなると、その分勉強時間がとれないため、短期間でも早く繰り返せるテキストが良いからです。
ただし、このような場合は、過去問の解説からも知識をしっかりと頭に入れなければいけません。
残り期間が短い時にボリュームのあるテキストを使用すると消化不良を起こし、テキストを最後まで終わらせることができなくなります。
テキストを選ぶ時の考え方
勉強開始時期が本試験まで残りあと | 選択するテキスト |
半年以上 | ページ数の多い厚めのテキスト(1冊で完結)か数冊で完結するテキスト |
4ヶ月から半年未満 | 比較的ページ数の多い厚めのテキスト(1冊で完結) |
1ヶ月から3ヶ月程度 | 薄めのテキスト |
テキストの内容について
最近のテキストはオールカラーで見やすいものが増えてきました。
オールカラーは一見わかりやすくみえますが、合う人合わない人にはっきり分かれます。
色の使い方にルールがあり統一されていれば良いですが、色が多すぎると統一感が減り見にくくなります。
オーソドックスな2色のテキストが良いかオールカラーが良いかは購入前によく確認しましょう。
また、図やイラストがしっかりと掲載されている方が理解しやすくなります。
ただし、図やイラストばかりで文章が少ないテキストは逆に内容を理解することが難しくなりますので注意が必要です。
どの出版社のテキストが良いか
現在、出版されている宅建士のテキストは、どのテキストもよく研究されていて使いやすいものが多いです。
中でも、大手の専門学校や通信講座で有名な会社が出しているテキストはおすすめです。
宅建の専門学校であるLEC、TAC、日建学院、駿台や通信講座で有名なユーキャンのテキスト。
宅建試験に短期合格できる正しいテキストの使い方
最初からインプット→アウトプットを繰り返す
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最近のテキストは単元ごとに過去問が掲載されているものが増えています。
この場合は、インプット後の腕試しに必ず問題を解いてみて下さい。
問題を解くことで今読んだ単元が理解できているか分かります。また、読んだ知識を定着させることもできます。
最初からインプット⇒アウトプット⇒インプット⇒アウトプットの繰り返しが大切!。
テキストを読んだ時は分からなかったことが、過去問を解いたら理解できたなんてこともあります。
いきなり過去問を解くと4択の中から選択するため難しく感じてアウトプットが進まなくなる人もいます。
その場合は、一問一答形式の問題集を解くことをおすすめします。
一問一答形式の問題集は、持ち運びしやすいものが多く、特に社会人の方は、外出先で隙間時間を利用して解くと効果的です。
私も仕事中の隙間時間を活用して過去問を解いていました。
テキストへのマーカー、線の付け方
宅見(たくみ)所長
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テキストを読みながら、または問題演習をしながらマーカー引く方は意外と多いのではないでしょうか。
マーカーをたくさん引くと、知識が身に付いたつもりになったり、勉強を頑張っいる気になりますが、引きすぎるのはおすすめできません。
特に、初めて宅建士を受験する人は、大切なポイントではない箇所に引いてしまうことがよくあります。
大切なポイントがずれてしまうだけではなく、テキストを2回目、3回目に読むときに自分がすでに覚えた個所、覚えるべき箇所等がぼやけてしまうこともあります。
また、線を引きながらテキストを読むと思ったよりも時間がかかり効率よく勉強できません。
どうしても線を引かないと不安がある人は、鉛筆(シャープペンシル)で引くことをおすすめします。
覚えた時等は消すことができますし、また、なかなか覚えられなければ何度も鉛筆で引けばその箇所が濃くなってきます。
このやり方なら、自分の弱点も把握しやすくなります。
宅建の勉強で自分のノートを作ることについて
会社員 建一
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自分のノートを作成することは、時間がかかり効率の悪い勉強方法です。
ノート作りは、勉強ではなくたんなる作業だと考えた方がいいでしょう。
普段から忙しい社会人の方、子育て中の主婦の方、学生さんなどは効率を意識した勉強をしないと宅建には合格できません。
苦労してノートを作っても、数日経てばすぐに忘れてしまいます。
書いて覚えるよりも、口に出して読む方が記憶に定着させやすいと言われています。
また、宅建試験は記述式の問題はなく、すべてマークシート方式の試験です。
そのため、自分のノートを作成したり、ひたすら書いて覚えることはあまり意味がありません。
このノート作りは過去問を解いている場合も同じです。
間違えた問題と解説をノートに書き写す人がいますが、これも効率が悪い勉強方法です。
問題集にチェックを入れたり、付箋を付ければそれで済みます。
問題や解説を書き写している間に何問も解くことができます。
テキストの買い替えについて
宅見(たくみ)所長
テキストを買い替える前に大切なこと
合格できない人の中に、勉強の途中で購入したテキストが信頼できずに買い替える人がいます。
勉強中に不安になってあれこれ手を出す。やる気が出ないのをテキストのせいにして買い替える。
この場合、テキストが悪いわけではなく、自分自身の心の中に原因があります。
合格を勝ち取るためには、一度テキストを購入したら最後まで信じて勉強する意思の強さが大切になります。
勉強中にテキストを買い替えるケース
宅見(たくみ)所長
例えば、どうしてもそのテキストが合わない、早い時期にボリュームのあるテキストを購入したが、試験日が近くなって慌てて勉強を始めたケース等は買い替えは仕方がないかもしれません。
その場合は、先ほどご説明した「勉強開始時期に合わせたテキストの選び方」を再度確認してみてください。
それでも、やはりテキストを買い替えることはあまりおすすめできませんね。
新しいテキストを上手く使いこなせないリスクがあるからです。
テキストは、何を使っても最後までやり通すこと、そして繰り返すことが大切です。
一度使い始めたら、そのテキストを最後まで信じて勉強していただきたいです。
再受験する人のケース
宅見(たくみ)所長
運悪く一発合格できなかった場合のテキストの買い替えですが、この場合は常に新しい年度のテキストを購入しましょう。
古い年のものを使っていると法改正などに対応できないからです。
実際、宅建試験では法改正箇所がよく狙われます。
権利関係(民法)は頻繁に法改正があるので、たとえ1年前のテキストであっても、すでに情報は古くなっています。
古いテキストを使って、法改正箇所を自分で調べて勉強するのでは効率が悪く、また、正しい情報なのか不安も出ます。
すっきりと気持ちを新たに、新しいテキストを購入して勉強しましょう。
宅見(たくみ)所長
テキストは使いやすかったけど、勉強不足や、時間が足りなかったことが原因で受からなかったと感じるなら、同じテキストを購入することをおすすめします。
テキストが合わなかった、新たな気持ちで別のテキストを使いたいなどと感じるなら、しっかりと検討して違う会社のテキストを購入すると良いと思います。
宅建試験に短期合格できる正しい過去問の選び方
過去問題を購入する際は、購入したテキストと同じ出版社が出しているものをセットで選ぶことをおすすめします。
テキストと問題集にそれぞれ該当箇所が記入されていますので、効率よく勉強を進めることができるからです。
過去問の基本的な選び方は、下記をご確認ください。
- 受験する年度と同じ最新の過去問を購入する。
- 購入したテキストと同じ出版社のものをセットで選ぶと良い。効率よく勉強できる。
- 最低でも過去10年以上の問題数が必要。
- 解説が詳しく分かりやすいものが良い。
- 分野別、単元ごとに並び替えられているものが良い(勉強のスタート時から最後まで)。年度別過去問の使用は勉強の中盤以降がおすすめ。
- 答えは次のページにある等、問題を解いた後すぐに確認できるものが良い。
- 重要度のランクが記載されているものが良い。
- 大手の専門学校や大手の通信教育機関が出しているものが良い。
それでは、どの出版社の過去問が良いでしょうか。
過去問は、LEC、TAC、ユーキャンがおすすめです。
特に、LECのウォーク問は合格者の正解率や受験者の正解率等が掲載されていて参考になります。選び抜かれた良問と分かりやすい解説で合格に必要な力が十分つきますね。
宅建試験に短期合格できる正しい過去問の使い方
宅見(たくみ)所長
会社員 建一
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過去問は、効率よくこなさなければ何回転も解くことは不可能です。
ただし、ただ解くだけでなく、一つ一つの肢の解説をよく読み〇か✖かの判断ができるようにして下さい。
また直前期には、すでに3回程度解いた問題ですべての肢の〇✖を自信を持って判断ができ正解できる問題は思い切って消して下さい(次回から解かない)。
自信もって正解できる問題を毎回解いていると、時間がかかってしまいます(効率が悪いです)。
間違えた問題を次は正しく答えられるようにすることが合格へ近づきます。
最終的に、最低10年分の全ての過去問の一つ一つの肢の〇✖が判断でき、さらにどの部分が間違っているか(正しいか)まで答えることができれば合格を勝ち取ることができるでしょう。
過去問を解くときの私の行ったチェック方法ですが、まず問題のページに解いた日付を記入して下さい。そして問題全体が合っていたか間違っていたか〇、✖を記載して下さい。
解答のページでは例えば、完全に理解できている肢は(〇)、何となく理解できている(△)、理解が不十分(✖)等自分なりの記号を記入しておくと良いです。そして、△や✖が〇に変わるように繰り返し解いて下さい。
繰り返し解くことや、暗記することは苦しいことです。
それでも何度も解いていると、問題を解くスピードも上がり、正答率も上がってくるため自信に繋がっていきます。
何度も言いますが、地道に繰り返し繰り返し勉強することが合格への近道です。
- 間違えた問題は、正解できるまで繰り返し解き続ける。
- それぞれ一つ一つの肢について、解説をよく読みどこが正しいか、間違っているか肢ごとに判断できるようにする。
過去問の使い方で大切なことは基本的にこの2点だけです。
宅建試験は、過去問を攻略できなければ合格できません。
効率よく合格するための過去問のさらに詳しい使い方についてさらに詳しく知りたい方はこちら👇をご覧下さい。
【完全版】宅建士に一発合格できる過去問の正しい使い方。いつから解き始める?おすすめの過去問は?まとめ
宅見(たくみ)所長
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自分に合う勉強方法が分かっている人は、その勉強方法がきっと正しい方法です。
最後まで自分を信じて頑張っていただきたいです。
宅建は、独学でも通信講座でも通学講座でもどの手段でも正しい方法で最後まで継続することができれば必ず合格できます。
独学、通信講座、通学講座のメリット・デメリットの比較についてはこちら👇をご覧下さい。
【保存版】宅建士に一発合格できる勉強スタイル。独学、通信講座、通学講座のメリット・デメリットを比較!最後までお読みいただき、ありがとうございました。