宅建士試験勉強中のスランプの脱出方法、やる気が出ないを解消するおすすめの方法。

アイキャッチ画像 スランプ脱出方法!

はじめに

宅見(たくみ)所長

宅建士試験研究所の所長の宅見です。今回のテーマは試験勉強中のスランプ脱出方法についてです。建一さん、最近勉強が進んでいないようですね。
そうなんですよ。急にやる気が出なくなってしまって。3日間何もやっていません。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

そうですか。それは心配ですね。やる気が出なくても勉強を止めてしまうのは良くありません。少しでも良いので勉強を続けられると良いですが。
宅見所長、どうしたらスランプを脱出できるか教えて下さいよ~。助けてほしいです。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

分かりました。そんな時におすすめの解消方法があります。これから宅建士試験研究所の解消方法をご案内しますね。

誰でも、試験勉強中に急にスランプに陥(おちい)ったり、調子が悪くなる、やる気が出なくなるといったことが起こる可能性があります。

一所懸命に取り組んでいるからこそ当然スランプはありますよね。スランプはつらいことですが、あまり悩まないようにしましょう!すぐに脱出できます。

スランプになる理由はいくつかあると思います。難しい箇所が頭に入らず勉強が止まってしまった、仕事等が忙しく疲れがたまっている、当初持っていた宅建士に合格したいという強い気持ちが薄れてしまった、睡眠がしっかりととれていない等原因は様々です。

でも、勉強を全くやらない日が続いてしまうのは精神的にも良くありません。試験までどんどん時間が過ぎてしまいます。

やる気が出なくても工夫しながら勉強を継続することは可能です。そのうち気持ちも戻ってきます。

それでは、スランプを脱出する方法、やる気が出ないを解消する方法をいくつかご紹介しますね。

一問一答形式の問題集に取り組む

宅見(たくみ)所長

やる気が出ない時に、テキストを読み込んでもなかなか覚えられません。さらに調子が悪くなってしまうこともあります。そんな時には、復習で一問一答形式の問題を解くと良いですよ。

やる気が出ない時に無理にテキストを読んでもなかなか頭に入りません。このような場合には、インプットは一度止めて今まで勉強してきた箇所の問題を解くことを中心に取り組むと良いです。

調子が悪い時に取り組む問題演習は、4択の形式だと余計やる気が出なくなってしまう場合があります。そのため、一問一答形式の問題集で基本的な問題を中心に解くことをおすすめします。解く時には、机に向かわずソファー等でクイズ感覚で軽い気持ちで解いて下さい。

間違えても全く気にする必要はありません。繰り返し問題を解くうちに必ず正解できるようになります。

一問一答形式の問題演習の良さは解いてすぐに解答を確認することができます。また、勉強する場所を選びませんので気軽にサッと取り組むことができます。

一問一答形式の問題集は、TACやユーキャンの問題集がおすすめです。問題集全体が重要度の高い良問中心に構成されています。TACは早く解答できるコツが分かる、ユーキャンは重要な箇所を項目ごとに要点整理してあることが特徴です。

一問一答形式の良さは他にもあります。一問一問確認しながら解けるので、「分かったつもり」をなくすこともできます。

 

やる気が出ない時は、「宅建業法」を中心に勉強しよう

宅見(たくみ)所長

やる気が出ない時に権利関係の勉強を優先させるとさらに勉強が手につかなくなる可能性があります。勉強しやすい「宅建業法」に取り組みましょう!

やる気が出ない時に権利関係の勉強を進めようとすると、権利関係は難しい内容もあるためますますやる気が出なくなってしまう場合があります。

勉強が手につかない時には、比較的簡単で進めやすい「宅建業法」を中心に勉強しましょう。宅建業法は内容的に悩むような箇所はありません。

また、最も点数を取りやすい(点数を稼がなければならない)科目が宅建業法です。そのため、スランプでやる気が出ない時には、短時間に集中して宅建業法に取り組むと良いです。

やる気が出ないからといって勉強を止めてしまうのは良くありません。そんな時に少しでも宅建業法に取り組むことができれば、後々とても効果があります。

 

少しでも勉強できたら、もうその日は勉強しない(自分を褒める)

宅見(たくみ)所長

やる気がでない時には、最初に「今日は何分やろう」と決めます。例えば10分でも15分でも良いです。ダラダラ続けることはダメです。

調子が悪い、やる気が出ない時にスケジュール通り「今日は〇時間やろう」と思ってもなかなかできないものです。調子が上がらない中で、ダラダラと勉強し続けてもかえって逆の効果しかありません。

そのような時には、最初に「今日は15分だけ勉強しよう」、「30分やったら止めよう」など時間を決めて勉強を開始し、その時間がきたらスパッと止めてしまうことが大切です。

だんだんやる気が出てくるとそのうち、15分や30分ではとても短く感じてそのまま勉強を続けたくなります。そのような気持ちになるまでは、決めた時間がきたら思い切ってやめましょう。

スランプの時に、無理にスケジュール通りにこなそうと考えることは良くありません。

少しでも勉強できたら自分を褒めましょう!

そうかぁ~!「今日は2時間はやらないと」とか思っていたから余計ダメだったんですね。なんかハードルが低くなった気がします。

会社員 建一

 

勉強する場所を変えてみる

宅見(たくみ)所長

やる気が出ない時に家では勉強しにくいものです。そんな時には、外に出て勉強することも一つの方法です。喫茶店、図書館等勉強できる場所はたくさんありますよ。

勉強が手につかない時には、場所を変えて外で取り組むのも良い方法の一つです。

勉強できる場所は、図書館、ファミリーレストラン、喫茶店、公園、デパートの屋上、車の中(駐車場)、自分の会社等探せばいくらでもあります。私は喫茶店で勉強することが好きだったのでよく利用しました。

喫茶店のように、周囲がザワザワしているとかえって集中できる場合があります。また、外で勉強はしたいけど静かなところでやりたいといった人もいると思います。周囲の音が気になるようでしたら、耳栓をすると集中できます。

耳栓は合う人と合わない人がいますが、静かなところが好きな人はいろんな種類の耳栓が売られているので試してみるのも良いと思います。耳の中に入れる簡単なものから、かなり大きな音でもシャットアウトできるイヤーマフ等もあります。

私はイヤーマフを、家で仕事をしている時等にたまにつけたりします。イヤーマフは、すぐに自分の世界に入ることができる良さがあります。

家ではなかなかやる気が出ない時には、環境を変えて外に出て勉強してみてはいかかでしょうか。

イヤーマフ等の勉強中のお役立ちグッズについては、こちら👇をご覧下さい。

アイキャッチ画像 お役立ちグッズ!【保存版】宅建士試験勉強中のお役立ちグッズはコレ!あなたを合格に導くおすすめセレクション!

 

宅建士の勉強をマンガでする

宅見(たくみ)所長

やる気が出ない時はマンガで勉強するのも良いですよ。

宅建士試験は、受験者(受験申込者)がとても多い試験です。そのため、テキストや過去問その他の問題集がとても充実しています。さらにマンガまで何冊も出版されています。

やる気が出ない時には、マンガを読んでみることも良い勉強法です。私もこれらの宅建士のマンガを何冊か読んでみましたが、面白くて内容もしっかりしているので簡単に読み進めることができます。

マンガの良いところは、勉強している感覚が少なく、イラストや吹き出しから内容が同時に頭に入りやすいと感じます。

息抜き感覚で読むことができますし、本格的なテキストで勉強を開始する前にこれらのマンガを読んでおくと、その後の勉強が進めやすくなる等の良さもあります。

宅建士のマンガはそれぞれ個性があってレベルが高いなぁと感じます。

勉強が手につかない時には特におすすめですね。ここで、おすすめの3種類のマンガをご紹介します。

 

「これだけ まんが宅建士シリーズ(日建学院)」

ストーリーが工夫されているので笑いながら読めます。楽しみながら内容が頭に入ってくるマンガです。全部で3冊あってボリュームもありますので、基本的な知識は十分に身に付けることができます。

 

「うかる!マンガ宅建士入門(駿台)」

ストーリーがしっかりしていて、絵も上手なので勉強のマンガを読んでいるというよりも、面白いマンガを普通に読んでいるような感じがするマンガです。重要事項をしぼって、一つの項目ごと4ページにまとめられていて分かりやすいです。

 

「宅建士まんが入門(ユーキャン)」

1ページごと左側に四コマ漫画、右側に解説が並んでいます。四コマ漫画はちゃんとオチがあって楽しめます。レベルの高い四コマ漫画だと感じます(笑)。ユーキャンの書籍であることもポイントですね。

人気マンガ「正直不動産」を読んで息抜き、リラックスしよう

現時点(2019年3月9日)で4巻まで出版されている人気マンガ「正直不動産」をご紹介します。

この「正直不動産」は、書店で表紙を見た時に題名が面白そうだったので思わず購入してしまいました。

単行本は全巻購入し書棚に並べてあります(「正直不動産」は継続中です)。私の趣味はマンガなので、その中のコレクションの一つです。たまに読み返しています。

「正直不動産」のストーリー

 

不動産業界で働く営業マンが契約をとるために、とにかく苦労しながら奮闘するといったストーリーです。会社の中には、部下の女性スタッフ等親しい仲間もいますが、ライバルも多く社内の敵とも戦いながら契約獲得を目指します。

 

当初、主人公は売上会社No1のスーパー営業マンでした。ところが、ある地鎮祭で石碑を破壊してしまったことがきっかけで嘘が言えなくなり本音が勝手に口から出るようになってしまいました。

 

その結果、営業成績はどんどん下がってしまいます。

 

かなり個性的で癖のある顧客に対し、本音を全て正直に伝えながら説得する主人公の姿が、このマンガの面白さや魅力です。

不動産の取引は、特に金額が高額のためいくつもの法律が関係しその全てを遵守しなければなりません。これは、不動産業界に限ったことではありませんが、不動産取引では顧客に大きな損失を与えてしまう可能性もあります。

そのため、取引時には顧客に損失を与えないように、不動産会社(営業マン)にとって不利なことでも必ず伝えなければいけないことがいくつもあります。

そういう意味でも、宅建士はとても責任が重い資格でやりがいのある仕事だと思います。このマンガはいろいろ考えさせられることが多いです。

不動産取引に関係する法律知識の解説も所々掲載されています。

おすすめのマンガ「正直不動産」、受験勉強中の息抜きになりますよ!

 

思い切って、数日勉強しない

ここまでお伝えした方法を試してみてもやる気が出ない場合は、割り切って数日何も勉強しないことも一つの選択肢だと思います。

このような状態が本番直前では心配もありますが、まだ試験まで数か月あるような時期なら全く問題ありません。こんな時には、睡眠をたくさんとり日頃の疲れを解消し、エネルギーを回復させましょう。

家族と旅行に行く、友人と飲みに行く、趣味を思いっきり楽しむ、買い物に出かける等気分転換することも大切です。

受験勉強中だからといって無理に何かを我慢することは良くありません。

私はマンガが好きなので、試験勉強中も読む時間はかなり減らしましたが、特に好きなマンガは月に2~3冊程度は購入して読んでいました(でも直前期の1ヶ月前は完全に読むことを止めました)。

試験勉強はメリハリが大切です。

同僚と飲みにでも行こうかな。最近ずっと我慢していたので。

会社員 建一

 

まとめ

宅見(たくみ)所長

今回は、宅建士試験勉強中のスランプ、やる気が出ないの脱出・解消方法についてご説明しました。建一さん、どうでしたか?
宅見所長のお話は参考になりました。いくつか試してみたいと思います。やる気が出ないなんて言ってられませんからね。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

それなら良かったです。早くスランプを脱出して、また合格目指して頑張りましょう!
そうですね。少しやる気が出てきた感じがします。頑張るぞ~!

会社員 建一

誰でも勉強中にスランプになったり、やる気が出なくなるなんてことは当たり前のことでよくあることだと思います。

もともと机に向かって勉強することが大好きだから宅建士の資格に挑戦しているといった人は少ないと思います。

勉強は好きではないけど何か目標があるから、その目標を達成するために宅建士に合格したいと思って勉強している人が多いのではないでしょうか。

やる気が出ない時には、是非、宅建士試験研究所おすすめの解消方法を試していただきたいと思います。

宅建士試験勉強中の「スランプ」、「やる気が出ない」の脱出・解消方法
  1. 一問一答形式の問題集に取り組む
  2. 「宅建業法」を中心に勉強する
  3. 少しでも勉強できたら、その日は止める(自分を褒める)
  4. 勉強する場所を変えてみる
  5. 宅建士の勉強をマンガでする
  6. 息抜きに「正直不動産」を読む
  7. 思い切って数日勉強しない(睡眠をよくとる)

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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